当団体が目指すもの
杉田水脈議員が伊藤詩織氏を批判するツイートに「いいね」を押し、伊藤氏から提訴されました。地裁は杉田氏が勝訴しましたが、高裁は敗訴。「いいね」もリツートも全て賛同するという意味ではないのに、高裁ではこうした判決が出てしまった訳です。
映画「主戦場」では、騙されて出演した人達が名誉棄損や著作権法違反、そして契約不履行で監督のデザキを訴えましたが、地裁、高裁共に全面敗訴。「契約書には意味が無い」という恐るべき判決を裁判官は下しました。
更に、名古屋市のカメラ店経営者夫婦殺害事件の審理で、被害者遺族を怒鳴りつけた裁判官までいます。
これはもっと全国民が知るべき事実です。なぜ、こうまで異常な裁判官が立て続けに出てきてしまうのでしょうか?
それは法廷が密室だからです。
そう言うと「法廷には傍聴人がいるじゃないか」「マスコミの人間も入っているじゃないか」という人達もいるでしょう。憲法82条には裁判公開の義務が書かれています。が、実は裁判は「公開されているかのように見せかけた密室」なのです。
裁判官が異常な発言や異常な判決を下しても、マスコミと利害が一致していればその異常性は報道されません。
裁判とメディアが結託すれば、事実はいくらでも捏造出来てしまいます。「この報道は事実とは違う。」「この裁判官はおかしい!」と知っているのはその場にいる被告、原告、そして傍聴人だけ。しかし、一つの事件の審理を全て傍聴出来る人はいません。そもそも関係者でなければ裁判の傍聴などは中々行かないでしょう。だから多くの人々はメディアを通すことによってしか裁判の進行と結果を知ることが出来ません。しかし、肝心のメディアが全く当てにならない場合、異常な裁判官の姿を我々はどうすれば知る事が出来るでしょうか。
方法はあります。法廷の審理をネットであれTVであれ、LIVEで公開中継し可視化すれば良い。
特にメディア関係の裁判はLIVE配信を義務化し、刑事であれ民事であれ、法廷の審理は活字で記録すると同時に必ずビデオ録画しアーカイブ化していく事です。メディア関係の裁判は必ず公開中継するようにすれば、どんなにイデオロギーまみれの裁判官であっても果たして「主戦場」裁判のような判決を出せるでしょうか?
「メディア関係の裁判は必ずテレビであれネットであれ公開中継する」
「たとえ一般公開しなくても、民事刑事問わず法廷の審理はすべてビデオ録画する」
「民事裁判の審理の記録ビデオの著作権は、被告・原告双方に権利を持っている」
この3つを実行すれば、間違いなく裁判所は変わります、変わらざるを得なくなるでしょう。
法廷を全て一般公開するかどうかは別にして、可視化という枷をはめれば異常な裁判官の抑止力になるのではないかと思うのです。しかし、いくら政治家に陳情しても意味はありません。まずは我々でも裁判可視化を求める運動をしなければなりません。
そこで【裁判の可視化と公開を求める会】を立ち上げました。立ち上げたといっても、今はまだ何の意味も持ち合わせておりません。それを意味あるものにしていく為に我々は活動しております。